
最近、地震や災害のニュースを見るたびに、日々危機感を募らせています。
「もし今、ここで通信が途絶えたら?」
「緊急時って家族に連絡できるかな・・・?」
私自身、楽天グループで働く一社員として、日々通信インフラの重要性に触れています。
だからこそ、技術が進化し、エリアが広がっていく様子を誰よりも近くで見てきました。
ただ、ひとたび仕事から離れると、私も一人の生活者です。「万が一」の不安は、誰にとっても他人事ではありません。
通信は、単なる便利なツールじゃありません。いざという時、大切な人の無事を確認するための、細いけれど確かな「命の糸」です。本記事では、楽天モバイルの災害への取り組みと、私が一人のスマホユーザーとして今どのように「備え」ているのかお話しします。

1. 楽天モバイルの災害に対する取り組み
ここ数年、会社が必死にエリアを広げ、インフラとしての信頼性を高めようとする姿を近くで見てきて、その進化には目を見張るものがあります。
プラチナバンドの導入や、基地局の電源バックアップ強化。そして2026年3月に発表された、他社との「相互ローミング連携」。これらは、単なるスペックの話ではありません。相互ローミングの発表で示されたのは、「自社だけで頑張る」という限界を認め、他社と手を取り合ってでも「通信を途絶えさせない」という、会社としての強い「意地」でした。

💡解説:
災害や大きな事故が起きたとき、使っている携帯電話が「圏外」になることがあります。そのようなときのために、他の携帯会社の電波を一時的に使える仕組みが始まりました。
この仕組みにより、警察(110)や救急(119)に連絡できる場合があります。これは、困ったときにつながる道を一つ増やすための仕組みです。普段は意識する必要はありませんが、知っておくことで、もしものときに安心につながります。
また、公式サイトにある防災特設ページで、泥臭く基地局を守る人たちの動画を見ると、一社員として誇らしくもなりますし、ユーザーとして「ここまでやってくれている」という安心感があります。


2. 「命の糸」を守るために、今日できること
「いざという時」のために小さな備えを。どれも今日、電波があるうちにできることばかりです。
✅ 防災アプリを「とりあえず」入れておく
Yahoo!防災速報やNHKのアプリは、入れておくだけで心の準備が変わります。
✅ Google マップの「オフラインマップ」を保存・管理する
これ、本当にすごいんです。電波が全くない山の中でも、GPSさえあれば「今ここだよ」と地図が教えてくれる。
操作は簡単です。Wi-Fi環境がある今のうちに、ぜひやってみてください。
- Googleマップアプリを開き、右上のアイコンをタップして「オフラインマップ」を選択。
- 「自分の地図を選択」をタップし、自宅周辺や避難場所など、生活圏を枠内に収める。
- 「ダウンロード」をタップして完了。
一度保存しておけば、電波がなくてもGPSと連動して自分の現在地と道が表示されます。機内モードにして試してみると、「おっ、動く!」と感動しますよ。
※地図はダウンロードした「範囲内」でのみ有効です。よく行く場所は広めに保存しておくのがコツです。
【地図が不要になったら:削除・更新の手順】
スマホの容量が気になったり、地図が古くなった場合は、同じ「オフラインマップ」の画面から簡単に管理できます。
・削除したい場合:保存済み地図の横にある「…(3点リーダー)」をタップし、「削除」を選ぶだけです。
・更新したい場合:同じく「…」から「更新」を選ぶと、最新の地図データに書き換えられます。半年に一度くらい、Wi-Fi環境で更新しておくと安心ですね。
✅ 「どこに逃げるか」を地図で確認する
家から一番近い避難所はどこか、知っていますか?
「ハザードマップポータルサイト」を使えば、自分の住んでいる場所が洪水や土砂災害の危険があるかを確認できます。一度、避難所までの道を散歩がてら歩いてみることをおすすめします。(※現在、こちらは日本語のみ対応のようです)
※日本で暮らす外国人の方へ:
- 「NHK WORLD-JAPAN」アプリ:災害時の情報を、あなたの母国語でいち早く届けてくれます。
- 「Safety Tips」アプリ:観光庁が監修するアプリです。緊急地震速報や津波警報を多言語で通知し、避難の流れをイラスト付きで解説してくれます。
- 指先し会話できる本やアプリを持っておく:
事前に「避難所はどこですか?(Hinanbasho wa dokodesuka?)」といったフレーズをスマートフォンのメモに用意しておくと、周囲の人とスムーズに助け合えます。 - 東京消防庁:防災ハンドブックをダウンロード&印刷しておく

3. 「念のため」のサブ回線という新しい防災習慣
楽天モバイルの進化を信じているからこそ、次に伝えたいのは「過信はしない」という私のスタンスです。水や食料を備蓄するように、スマホの通信も「備蓄」する。これが、私の新しい防災習慣です。
私は楽天モバイルをメインにしつつ、サブ回線として他社回線も持っています。
「なんで複数の回線を持つの?」と聞かれることもありますが、理由はシンプル。「いざという時」の選択肢を増やしたいからです。
決して、楽天モバイル回線に自信がないわけではないですよ?(笑)
- リスクへの備え:災害時は何が起きるか分かりません。「あっちがダメでも、こっちがある」という状態を自分で作っておくこと。
- 通信の勉強:他社のサービスを実際に使うことで、通信の仕組みやそれぞれのサービスの強みを体感できます。
メインを楽天モバイルで楽しみつつ、念のためのサブ回線を一つ持っておく。この「二刀流」が、私にとって一番心穏やかに過ごせるスタイルなんです。
最後に:
楽天グループの一員として、また一人のユーザーとして、皆さんに伝えたいのは「通信もライフラインの一部として備えてほしい」ということです。
進化し続ける楽天モバイルを楽しみながら、万が一の事態に備えておく。そして時には、賢くサブ回線も持ってみる。そんな「通信の備え」を、皆さんの防災バッグの中に加えてみませんか?
皆さんが、今日より少しだけ安心して眠れますように。

参考資料
- 楽天モバイル:災害時の通信確保に向けた取り組み(2026年3月)
- 楽天モバイル:災害対策への取り組み(BCP特設サイト)
- 総務省:災害時に備えた通信の確保について
- ハザードマップポータルサイト
- 東京消防庁:防災ハンドブック
※通信品質やエリア状況、災害時の対応方針は時期や場所により変動します。最新のサービス内容や災害時の連携状況については、必ず各キャリアの公式情報をご確認ください。
補足:日本で暮らす外国人の方へ:社内の仲間にも共有した「チェックリスト」
社内にも日本で一人暮らしをしている外国人の仲間がいて、同じリストを共有したことがあります。ぜひチェックしてみてください。
【オンライン:情報と連絡の備え】
- 防災アプリ(NHK WORLD-JAPAN / Safety Tips)を入れたか?
- Googleマップで「オフラインマップ」を保存したか?
- 自治体のSNSをフォローしたか?
- 緊急連絡先をスマホだあるかけでなく「紙のメモ」にも書いたか?
- ラジオは備えてあるか?(AFN Tokyo など、AFNラジオの存在を知っているか?)
【オフライン:命をつなぐ備え】
- 水(1日3L×3日分)と保存食はあるか?
- 携帯用トイレはあるか?
- 現金(小銭含む)は持っているか?(停電時は電子マネーが使えません)
- モバイルバッテリーは満充電か?
- パスポートのコピーと保険証は防水袋に入っているか?
- (海の近くの方へ)津波がきたらどこへ逃げるかを決めているか?




